これから看護師として働きたいという人の中には、既に看護師としての業務経験があり、ある程度の知識を持っているという人もいるでしょう。
そんな人たちが看護師求人の情報の中で重視しているポイントとして、どんな看護スキルを持っていることが就職する職場で必要になるかどうか、ということが挙げられます。
今回は、特定の職場で重宝される看護スキルについて紹介します。
一口に看護スキルと言っても、体位変換や入浴介助といったあらゆる分野で応用されるスキルは、もちろん身に付けているべきではありますが、さほど重要視されません。
これらのスキルはみんなが持っているものなので、就職の際にもさほどアピールポイントにはなりません。
むしろ現場には多種多様な障害を抱えた患者がいるので、それぞれの分野に特化した経験を持っていることが望ましいです。
例えば、人工呼吸器が必要な患者のケアに慣れている、心電図が読めるといった専門性の高いスキル・知識を持っている看護師は、そこまで多くありません。
また、医療現場では呼吸器や心臓の調子が急に悪くなることは付き物なので、これらの急変に対応できるスキルを持っていることは大きな利点と言えます。
さらに、血液透析の患者の対応に慣れている、人工肛門のケアが得意といったことも看護師全てができることではないので、大きなポイントになります。
こういった専門性の高い看護スキルを持っている人は、強くアピールすれば希望の職場でスキルを活用することができるでしょう。